歯が無くなっても、入れ歯やインプラントがある!と思ってはいないですか?
ライオン(株)が行った、おもしろいアンケートを見つけました。
自分の歯を半数以上失った高齢者男女52人に行ったアンケートだそうです。
①“自分の歯を失って悔やんでいますか”
男女合計では83%の人が悔やんでいるようです。もちろん、いいえ(悔やんでいない)や、どちらともいえないという方もいらっしゃいますが、8割を超える方が何か不都合を感じていらっしゃいます。
それではどのような時に不都合を感じているのでしょうか?
②“自分の歯を失って感じること”
これは抜けたままで、歯が無い。または入れ歯を入れている方による複数回答だと思われますが、10人中8人が自分の歯でないとよく噛めないと感じています。
③“歯を失って食べにくくなった物”は
ガム、いか、するめ、たこ、もち、りんご、せんべい、肉
単に硬いだけではなく、弾力があったり繊維が多いものは食べにくいようです。
ではインプラントは?
インプラントは入れ歯に比べると見栄え・食事に関しては良いと思います。
でも良い面だけではなく、費用・体の負担・治療期間(インプラントは埋め込んでからのメンテナンスが一番大切です!)などたくさんの負担があることを知ってください。
このアンケートは
「経験者からのメッセージとして自分の歯が一番いいことを知ってほしい」と締めくくってありました。
今 自分に起こっていないことを考えるのはとても難しいことだと思います。
でも、永久歯が抜けて不都合を感じてからもう一度自分の歯がほしいと思っても、もう自分の歯が生えてくることはありません。
「歯が無くなる」ことを経験してからでは遅いので、もう経験されている方が近くにいらっしゃるようなら不都合に感じることを聞いてみるのも良いかもしれませんね。