なんぶ歯科クリニック

金沢の(公社)口腔外科学会専門医 歯科、口腔外科、小児歯科

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12/05本日診療日

お知らせ

社員研修

3月8、9日を休診とさせていただき、院内研修に行ってきました。

研修は研修ですが、日ごろの慰労も兼ねておりますので場所は長野県の仙仁温泉です。おもてなしが素晴らしくリピーターが多い、予約が1年待ちも珍しくない有名旅館です。

歯科診療はおもてなしがメインではないので、このような旅館や一流ホテルのような接遇を目指すことはできませんがスタッフ全員が、心地よいサービスを受けることで人の印象が変わることを感じてくれることを期待しております。また、スタッフ同士が2日間一緒に過ごすことで、お互いの考えていることや価値観等を理解することで仕事に役立てることも目的としております。

今回は専門的な知識の向上ではなく人間形成の一貫としての研修旅行でした。簡単な報告書(旅行記)を・・・

私院長は前日から微熱があり、さらに診療後から熱が上がりだし、「インフルエンザにかかった、この状態では留守番かな」と思って就寝。

8日に起床時も倦怠感があり、念のため朝一番に内科を受診。インフルエンザの検査を行いましたが、熱の出方が典型的ではなく、検査でも陰性。幸いにも高熱はないので、旅館で休んでいれば大丈夫だろうと出かけました。

内科を受診していたため予定よりも30分遅れで出発。北陸自動車道金沢東インターから一路上信越自動車道小布施PAへ。

出発の日 金沢は曇り模様でしたが、長野へ向かうにつれ天候が回復。小布施に到着するころには薄日が差していました。

小布施市内で昼食をとり、須坂市内を抜け仙仁温泉岩の湯へ。

駐車場から旅館へは、歓迎門をくぐり、小川を渡るというちょっとした散歩道のようなアプローチ。旅館の従業員さんは駐車場で誘導してくださった方も含めてみなさん笑顔でとてもいい感じです。

旅館の社長さんはもともと旅館業の家庭に育ったとのことで、日ごろはもちろん休みの日に家族で過ごした記憶があまりないとか。

従業員さんにも家族がいるのでその時間を大切にしてほしいと年間30日くらいを休館日としているそう。それも旅館業界の稼ぎ時の年末年始を含んでいるらしい。家族と過ごすことで家族に接するような接客ができ、それも決して派手ではなく、お母さんのようなどこか心地のいい温かな対応を目指しているのだと。

社長さんの思想が全従業員さんにしっかりと伝わり、しっかりとした仕事ができているのだと経営者として考えさせられました。

この旅館の売りの一つでもあるのが洞窟風呂です。

体調が悪いので長居はできませんが、折角来たので倦怠感が軽くなったときに少しだけジャボッと。

洞窟風呂の温度はやや温めなので内湯で良く温まってから。奥行きが30mくらいあるでしょうか。緩やかな勾配があり、温泉がジャバジャバと流れてきて鍾乳洞の中を探検するような感じで進みます。熱くもなく、寒くもなくちょうどいい。洞窟なので湯気がこもって湿度があり、長時間でも入っていられそうですが体調を考慮して早々に上がりました。

夕食は山の懐石料理です。

金沢では滅多に口にはしない川魚が出てきました。鯉の洗い、岩魚の昆布締め、信州サーモン、ヤマメの串焼き、お肉は信州牛が。

川魚というとどうも癖があり敬遠していましたが、臭みがなくあっさりしていて美味しく頂きました。

品数が多すぎて途中で写真を撮るのも忘れてしまいました。

夕食の一部です。

館内どこも心地よく部屋でもゆっくり過ごせました。

翌日はがらりと天候が変わり、小雪が舞っていました。

当初は善光寺でもお参りして帰る予定でしたが、予想以上に寒く予定変更。戸隠でそばをたべて金沢に帰りました。

午後六時に無事金沢に到着。スタッフそれぞれ何を感じた研修旅行だったでしょうか。

それにしても去年に続き、寒い研修旅行になったなぁ。